いしずえ

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2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 學。絶唱だ。高巌に赤々と燃ゆる夕日が沈んで行って、深谷に夕暮の非風を催す。靑玉の様な峽を天斧でつんざいて、一雙の飛瀑。實に好い。仙人に隨って、緋鯉に乗り白蓮を持して淸冷中に飛び下ろうという一結亦何とも云えぬ。古今東西瀧を詠じ…

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 儈。高巖赤日下り 深谷悲風来る 靑玉峽を劈開して 飛んで出づ兩白龍 亂沫霜雪を散らし 古潭靑空を搖がす 餘流滑々して聲無く 快潟す雙石谷 我来りて去るに忍びず 月飛橋の東に出づ 蕩々 白銀闕 沈々 水晶宮 願はくば琴高生に隨い 脚に赤鯉公を…

『童心殘筆』より

山水養性記 一 灌木の繁みを分けて二人は巖頭に立った。 脚下を潜って、一道の白龍が身を跳らして飛び下る。 下には気持の悪いほど蒼黒く澄んだ瀧壺が絶えず白雪を噴いて、苔蒸した兩崖は飛沫の為にしっとりと濕って居る。 學。おっと。何だか誘いこまれそう…

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 儈。東京等に住んでゐると餘計自然が戀しいだろうな。わしなどはふだん別に何とも思ってゐないが、町へ出て泊ると急に山が戀しくなるよ。 萱の叢を掻きわけて漸くに山間の空地に出た。一條の渓流が音もなく岩石の間を走って居る。流石に風がひ…

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 學。渓流の音は好いな。僕は書斎で読書したり、夜枕につく時、如何かすると淙々たる渓流の響を聞くことがある。去年ふと思い立ってある日河口湖へ出かけた。大月で汽車を下りて、がた馬車に乗って、夕方桂川にさしかゝった時、プーピープーと…

永遠の道 第二巻受難の巻

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新月会の御案内

神道教典(神道研究会)を基に、皆で神道を学びたいと思います。 興味のある方は、どなたでも御参加ください。 日 時 : 2016年2月8日(月) 18:00~20:00 場 所 : 鹿児島市内(詳細はメールにて) 会 費 : 初回のみ教材代1,000円(神道教典を半額で提供…

一土会(いっどかい)の御案内

神道・陽明学に興味のある方、意識高い系を目指す人の交流会です。 皆で楽しく語り合いたいと思います。 興味のある方は、どなたでも御参加ください。 日 時 : 2016年2月6日(土) 14:00~16:00 場 所 : 鹿児島市内のカフェ(詳細はメールにて) 会 費 …

『童心殘筆』より

山水養性記 一 「右瀧道。」 學。瀧があるのかい。 儈。ある。小さい渓流が急に絶壁から落下してゐる。下から見るより上からが好い。一寸寄って見ようか。 學。うん。好かろう。 儈。踏み外すと危ないよ。少し降りるから。それ。萱で手を切りなさんな。……枝…

800年前の石器が折れないタイプの携帯電話すぎると話題に

ANTIGUA TABLILLA EN FORMA DE CELULAR http://news.livedoor.com/article/detail/11020673/

『童心殘筆』より

山水養性記 一 四五丁行くと、だらだらと下り坂に為って、却下の渓流から吹き上げる涼風にさやさやと木々の葉が裏返る。 下り盡した所に一宇の地蔵堂が建って居て、大慈大悲の顏をした地蔵尊が、誰の供えたものか、かちかちの小餅をじっと眺めて居られた。 …

永遠の道 第二巻受難の巻

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永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 儈。そういうわけじゃないがね。わしは帽子が嫌いじゃ。頭のてっぺんは何となく天の霊気を呑吐する様な気がするからね。此奴を覆うと心が暗くなる。まあ大層に言うとだ…… 學。なるほど。そうかも知れん。時になかなか暑いね。まだどれくらいあ…

3本脚の「ヤタガラス」を捕獲、神話裏づけ 島根・出雲産大

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 儈。はつはつ……鳥のとびのことさ。里の衆が頬冠りして柴刈りに来ると、鳶がつつつと舞い下って来て、ぱっと其の手拭を攫ってゆくそうだ。 學。なるほど山賊を働くわけだな。 儈。女共はまだ好い。いま柴を擔いで行ったあの老爺さ。この間まん…

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 學。好いな。純朴な山家の民は。 儈。有難い。全くな。見ず知らずの他人でも懐しそうに迎える心が嬉しいな。どれ、ぼつぼつ行こうか。 儈は飄然として石橋を渡る。左と読めて後は苔蒸した立石が萱の中に斜になって踏み止まって居る。 路を左に…

永遠の道 第二巻受難の巻

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今度は500万円?…NHK子会社でまた着服事件

今度は500万円?…NHK子会社でまた着服事件

『童心殘筆』より

山水養性記 一 蟬の聲に膏汗を絞られて爪先上りに八丁の狭い石ころ路を上ると、右頭上に迫る絶壁が大きくカーブして、鼻を廻るとやがて石橋に出遭う。 帽子を取る。 颯と一陣の青嵐。 それを融かして渓流が淙々として麓に走る。 橋畔の石に腰かけて、上流の…

永遠の道 第二巻受難の巻

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満月会の御案内

西郷隆盛、吉田松陰、高杉晋作も信奉した陽明学を、皆で共に学びたいと思います。興味のある方は、どなたでも御参加ください。 日 時 : 2016年1月24日(日) 18:00~20:00 場 所 : 鹿児島市内(詳細はメールにて) 会 費 : 無料 お問い合わせは kuninoi…

新月会の御案内

神道教典(神道研究会)を基に、皆で神道を学びたいと思います。 興味のある方は、どなたでも御参加ください。 日 時 : 2016年1月10日(日) 18:00~20:00 場 所 : 鹿児島市内(詳細はメールにて) 会 費 : 初回のみ教材代1,000円(神道教典を半額で提…

『童心殘筆』より

温泉行 佳人は下座に稍首垂れて時々輝かしい澄んだ眸を向けてはこまやかな注意を怠らぬ。 手を執らば下界の戀となるであろう。 ~詩だと苦笑して湯から上る。 流るゝ灯影に夜目にもしるく樹々の梢が緑に映えて居る。 また廊下を繞って樓上の座に返った。 し…

永遠の道 第二巻受難の巻

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