2016-01-10 『童心殘筆』より 日記 #哲学・思想 山水養性記 一 儈。そういうわけじゃないがね。わしは帽子が嫌いじゃ。頭のてっぺんは何となく天の霊気を呑吐する様な気がするからね。此奴を覆うと心が暗くなる。まあ大層に言うとだ…… 學。なるほど。そうかも知れん。時になかなか暑いね。まだどれくらいあるのかい。 儈。左様あと十町餘だ。我慢するさ。いま丁度三時過ぎだからね。最後の暑さだ。もうじきにまた涼しくなる。 學。うん。熱時熱殺だ。暑ければ暑いでうんと暑い目にあった方が気持ちが好い。 儈。大きに左様。 ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)