いしずえ

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2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 學。そう、すみませんが一寸やって貰いましょう。 戒本君手拭を丸めて垢擦りにくるみ、せっせとこする。それから石鹸でスルスルと洗う。 學。戒本君か、君は何を勉強して居るかね。 戒。四書や法華経を読んで居ます。そして時々老師から面白い…

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 静かに身體を淨めてじーっと湯槽に沈むと、心持よく湯が溢れて、チョロチョロと流しから外庭の溝に落ちる音が旅に疲れた心をうっとりさせる。窓を明ける。山々が蒼然たる暮靄に包まれて何處かに淙々たる谷水の音が響く。そのまゝ眼を瞑り膝を…

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 學。いや有難う。 儈。戒本、戒本、おふろへご案内じゃ。 泉水に沿った長廊下を突當り、右に曲って又突當ると湯殿に為る。拭きこんだ一坪の板敷に危ふく滑りかけて、小儈の飄輕な掛聲に笑いながら汗ばんだ著物を脱いで石疊に下りた。椹の厚板…

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 學。うーむ、聖胎の長養ということをこれで始終考えて居るのだが、如何も書に耽っては神を傷けるし、人に向って講論すればするで性を暴殄(てん)するし、なかなか真を養うという事は難しいね。 儈。兎に角焦ると必ずものを傷う。わしは時々い…

『童心殘筆』より

山水養性記 一 儈。や、失禮失禮、これこれ戒本、お茶を持って来んか。 戒。はい、只今。 學。今夜は久しぶりで筧の音を聴いて眠れる。此の頃は大分心神が餓ゑて居るので、夜雜夢が多くていかん。 儈。ちと瘦せ過ぎた様だ。全く、気をつけんといけないな。ま…

学歴が無いから良かった

僕の学歴は、 工業高等学校が最終学歴です。 大学は行っていません。 なぜなら、もちろん成績も大変悪く その勉強が大嫌いでしたので、 早く中学校を卒業して 働きたいと想っていました。 しかし、兄がせめて高校ぐらいは 卒業しておけと言われて、 それなら…

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 何にも飾りの無い淡泊な室である。 壁に石濤の寒流に枯葦を描いた雅な一幅が懸って居て、床の間には誰がやったか、木を抉って樸拙な彝(禮器)に象り、巧に長尾猿を彫刻したものが一つ坐って居る。 それにまた何とも云へぬ妙味がある。 ふりか…

海のゴミ箱

Seabin in action

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 此奴だな先刻の帝の懸解坊主はと可愛しく思いながら奥に通る。靴下で小儈はつるりと滑って、やつと踏みこらえた。 學。君。そうぴょこぴょこ歩くから滑る。もっとのっそり牛の様に歩くのだよ。 小。大きにありがとう。 飽迄も人を食った小儈で…

國乃礎

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永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 靴を脱いで式臺に上るのを、小儈はじろじろ眺めて居る。 小。行儀の悪い人やな、此の人は。 學。如何して? 小儈はぴょこりと式臺に下りて、 小。こうちゃんと靴は揃へて脱ぐものやがな。 學。いや失敬失敬。 ブログランキング・にほんブログ…

『童心殘筆』より

山水養性記 一 こんもり茂った杉並木の間を幾十階かの石段が急勾配を為して、其の上に門が見える。もう日は大分傾いて麓の方がはや暮色を帯びかけて居る。 和尚は庫裡へ廻った。私は獨り古いがっしりした玄關に佇んでゐると、ちょかちょかと一人の怜悧そうな…

永遠の道 第二巻受難の巻

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思想 鉱脈

世人は、口を開けば政治への風当りは舌鋒鋭く、特に時の政権への批判、誹謗、中傷は止どまるところを知らない、よって我が国の政権はここ数年、一年に一人の割合で交代劇がみられた。世界に類のない不安定内閣が助長されている。将に、日本の足を引っ張って…

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 學。一體いくつかい其の小儈は?。 儈。こーつと十二だったかな。 學。ハハハ……こましゃくれた面白い奴だな。 そして如何した。 儈。しかたがない。小儈と二人で寺へ持って帰った。やれやれ石段へ着いたよ。 ブログランキング・にほんブログ村…

草花の香りに興味津々の動物たちを撮影したチャーミングな瞬間14選

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永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 儈。一月程前だった。其の小儈がひょこひょこわしの居間へ来てね、古人も案外嘘をいう。一寸来て見ろと言うのさ。わしも少々わけが分らん。何を言うのじゃと言ったら、まあ来て見なされとぐんぐんわしを引っ張る。しかたがないで小儈に引っ張…

永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

山水養性記 一 學。今何人居るかい。 儈。三人だがね。その中一人手に負えぬ瓢輕者が居る。ちょっと面白い小粋だよ。また上るよ。萱を用意しなさい。…… ほら、松の枝が出っ張って居る。うつむいて歩いて居ると首を吊るぜ。 學。なる程厄介な枝だな。通り路を…

永遠の道 第二巻受難の巻

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思想 鉱脈

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