いしずえ

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2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

永遠の道 第一巻春雪の巻

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永遠の道 第一巻春雪の巻

世にいう夫婦愛とかいうものは、十年、二十年、三十年と、年を経なければ生まれてこないものかも知れない。それでいいではないか。結婚生活というものは、急速に自分の思いどおりに行くものではなくて、具体的生活の一つ一つを通して、お互いの心の一面々々…

永遠の道 第一巻春雪の巻

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永遠の道 第一巻春雪の巻

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来たるべき日本の未来

今、現在国内外の混乱・混迷の原因は、一言で云えば、資本主義体制(一つ欲しいものを十も百も生産する)にあると云っても過言ではない。 共産主義体制のソ連が崩壊し、一方、資本主義体制の欧米が凱歌を挙げたと思うや、EUのギリシャ危機を契機に、アメリ…

思想 鉱脈

世人は、口を開けば政治への風当りは舌鋒鋭く特に、時の政権への批判、誹謗、中傷は止どまるところを知らない、よって我が国の政権はここ数年、一年に一人の割合で交代劇がみられた。世界に類のない不安定内閣が助長されている。将に、日本の足を引っ張って…

光や山のようなもの

(安岡 正篤)「私はまだ立雲翁に直接面晤した事がない。然し数回宴席で翁の風貌に接した事がある。古人を見ていると何となく心が和らぐ、一人でも楽しくなる。翁は終始黙々として居られるが、それが私の胸に天範となって響く、何だか名刺を出したり、挨拶を…

永遠の道 第一巻春雪の巻

悲痛に読みあげた彼は自分の人生は失敗であった、死に方まで失敗であったとつぶやく。しかし彼は最後の精根がつきはてるまで、肉体の苦しみとたたかい、刻々とおそいくる死の力に勇然とたちむかい、一本の木に背をもたせたまま武人らしい雄壮な立往生をとげ…

永遠の道 第一巻春雪の巻

この娘にかくも深い愛情と嘆きをあたえたものは、白野の心からくり出された愛の詩句であったのだ。青年の美貌は乙女の心をとらえる単なる看板にすぎなかったのである。娘の愛したのは白野の心であった。 http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-794.h…

翁は、微塵の技巧もない人

立雲翁を訪うて以来、一度もこちらから生国、職業を云うまで「君はどこの生れか」「君は何をして居るか」などと普通の人が挨拶参りに問ひさうな事を嘗て問われた事がない。無駄な事を云わぬ点、立雲翁は実に徹底して居られる。「今日は結構な天気で」とか「…

三宅雪嶺の頭山評

三宅雪嶺が頭山を評価した点として、次の諸点があった。 (イ)人を良くまとめる。 (ロ)金銭に恬淡としている。 (ハ)イザという時は、命を投げ出す事ができる。 (二)一身を捨てて五尺に委ねる。 (ホ)無位無官で平気でいる。 (ヘ)独立独歩しかも頭…

中国の保護国へ転落か

中国はアフリカ諸国のレアメタルを狙って進出し、数ヵ国をほぼ植民地状態に置いている。次に狙うのは東シナ海の完全な制海空権と西太平洋の制海権である。このためには台湾を領有するとともに、日本を保護国化しなくてはならないが、民主党の進める外国人参…

永遠の道 第一巻春雪の巻

このように多彩な才能をもつ白野を、時の権力者がすておくはずもなく、出世の機会やさそいもあったが、地位のとりこになったり、権力の亡者になったり、金や財産の番人になることは、白野のもっともけいべつするところであった。地位や金や名誉の衣が、いか…

理念と使命

今の社会、世界の行詰りの原因は、西洋物質文明が精神や倫理道徳、人間の良心を無視し、利に心奪われ傾き「物心のバランス」を崩したからに他ならない。又、西欧近代文明の特色は国民的虚栄心と利己心であり、華美を競い宗教及び文化上に於ては排他的独善的…

提言

敗戦後、私達の先輩は全てを犠牲にして祖国復興の為、命を懸けてきた。そして世界に冠たる経済大国となり、多くの国民は豊かになり中流意識を感ずる程になった。しかし乍ら、この経済繁栄は虚構の産物で所詮魂なき繁栄である事に気が付いた。つまり敗戦後、…

追記

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「いしずえ」購読会員のおすすめ

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背後に反皇室勢力の手が

そしていま、タイでは華僑系のタクシン前首相率いる反政府勢力がバンコクで騒乱状態を招いている。タイ王室は国王と後継者とされる皇太子が対立していると言われ、皇太子に取り入っているのがタクシン派つまり親中国勢力である。ネパールに次いで、王室の内…

永遠の道 第一巻春雪の巻

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日本船が中国船に追尾される

22年間にわたって10%以上の軍拡を続けてきた中国の脅威がいよいよ現実のものとなりつつある。4月には沖縄と宮古島のあいだを抜けて、10隻の中国艦隊が太平洋に向かい、沖ノ鳥島周辺で演習を行った。5月には日本の排他的経済水域内で調査中の日本船…

永遠の道 第一巻春雪の巻

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箱田、平岡の威望

平岡は満身智と才とで固めた人で勇気もあった。才と云っても沈才と発才とあるが、平岡の才は火花の発するが如き発才であった。又箱田は勇猛な男で、一身を国家に捧げる心掛けは分秒の間も忘れないという風で、天下俺を描いて何者ぞと云ふ意気の人であった。…

永遠の道 第一巻春雪の巻

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大小を見て正邪を見ぬ

頭山の最も近い政治家の一人である犬養毅は、人間として頭山のあり方をみて「立雲は大小を見て正邪を見ぬ」と評している。 松岡洋右が、ドイツのヒトラーに「お国の政治的偉人は誰か」と聞かれて、頭山満だと答えた。その説明をしたところ理解出来ない、とヒ…

國乃礎

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思想 鉱脈

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来たるべき日本の未来

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永遠の道 第一巻春雪の巻

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他者から観た頭山評

杉山茂丸は頭山翁に「才は沈才たるべし、勇は沈勇たるべし、孝は至孝たるべし、忠は至忠たるべし、何事も気を負うて憤りを発し、出たとこ勝負に無念晴らしをするナ、その事が例え忠孝の善事であっても、不善事が勝る悪結果になるものである」かくして杉山茂…

永遠の道 第一巻春雪の巻

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