いしずえ

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永遠の道 第一巻春雪の巻

 このように多彩な才能をもつ白野を、時の権力者がすておくはずもなく、出世の機会やさそいもあったが、地位のとりこになったり、権力の亡者になったり、金や財産の番人になることは、白野のもっともけいべつするところであった。地位や金や名誉の衣が、いかに人間を圧迫してゆがめていくものであることか~そうした重々しい附属物をもつことは、真の人間性からはそれてゆくことであると彼は考えていた。
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