山水養性記 一 蟬の聲に膏汗を絞られて爪先上りに八丁の狭い石ころ路を上ると、右頭上に迫る絶壁が大きくカーブして、鼻を廻るとやがて石橋に出遭う。 帽子を取る。 颯と一陣の青嵐。 それを融かして渓流が淙々として麓に走る。 橋畔の石に腰かけて、上流の…
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