いしずえ

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2015-01-01から1年間の記事一覧

日本の天皇陛下は世界最強 日本人が知らないとてつもない権威と海外での序列

日本の天皇陛下は世界最強 日本人が知らないとてつもない権威と海外での序列

『童心殘筆』より

津浪 二 「丁度満月の大潮の夜だものな……」 母が手探りで蝋燭に火を點けた。室内が朦朧と明る。家財道具が室中に散亂して居る。我等は更に着物を重ねて、互に膝を摺り寄せた。 「近所の方は如何したでしょうね?」 「さー何にも聞こえないな。」 やがて各自…

永遠の道 第二巻受難の巻

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桜島 噴火警戒レベル3から2に引き下げ

気象庁は25日午前11時、鹿児島県の桜島の噴火警戒レベルを3から2に引き下げた。 気象庁は噴火警戒レベルを導入する活火山について、レベルの変更を判断する様々な基準を設けている。それによると、桜島では一定規模の噴火が2週間連続して発生しなかっ…

実録・大日本菊水会双龍伝完結編(予告編)

実録・大日本菊水会双龍伝完結編(予告編)

『童心殘筆』より

津浪 二 其の中に畳や床板がブクブク浮び出したので、私は家人を愈々二階に上げつきりにして、獨り尚家財を物色して居た。水は何處からともなくもの凄く湧き上って来る。愈々危険と見て取って、急いで私も梯子段を駈け上った其の刹那であった、凄まじい音響…

永遠の道 第二巻受難の巻

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永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

津浪 二 夜央過ぎ、私は書物を閉じて階下に降りた。玄関を通ると沓脱ぎの邊でドブリドブリと云う変な音が聞える。何だろうと障子を開けて見ると、此は如何に其處に脱いであった下駄が二三足水に浮んで、クルリクルリ廻轉して居る。さては水か、私は急いで次…

いしずえ 新年号 (№34)

・安倍外交の功罪 ・吉田磯吉翁と任侠道 (その十八) ・理論武装せヨ! 第三十一回陽明学講座 ・天皇論 (日本固有の道) その三十四 12月21日発送予定です。 新規購読の方は kuninoishizuehonbu@yahoo.co.jp までご連絡願います。 いしずえ購読会員のおす…

『童心殘筆』より

津浪 二 夕餉の後も妙に淋しい沈黙に支配されて、間も無く私は二階の書斎に閉じ籠って了った。ザーッ、ザーッと一風每に猛雨が凄じく雨戸を打つ。家中の戸と謂う戸は一様ゴトン、ガタン、ギーッと無気味な音を立てゝ。其の間から'112;々と虚空に荒ぶ暴風の哮…

永遠の道 第二巻受難の巻

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永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

津浪 二 眼を閉じると、私は容易に大正六年九月三十日の暴風雨の夜に返る。其の夜は満月に當って居た。其の前日、波静かな月島湾に臨んでゐる、新な私の家の二階の書斎で、私は来む宵の明月と大潮とを楽しんで、建てた許りの心地好い木の香を懷しみながら、…

『童心殘筆』より

津浪 一 先達て鼠骨翁の病牀を御見舞した時、棚頭の傀儡、一線絶ゆると絶えざるとの境の測り難なさから、話は様々に進んで不圖去る大正六年の秋、月島で遭遇した津浪の経験に及んだ。氏は之に大変興味を惹かれて、其時の舊稿があるまいかとの事で有ったので…

永遠の道 第二巻受難の巻

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思想 鉱脈

世人は、口を開けば政治への風当りは舌鋒鋭く、特に時の政権への批判、誹謗、中傷は止どまるところを知らない、よって我が国の政権はここ数年、一年に一人の割合で交代劇がみられた。世界に類のない不安定内閣が助長されている。将に、日本の足を引っ張って…

『童心殘筆』より

暁風残月の遊 三 肅々として天地の流れは動く、暁も早近いであろう、私は舷を叩いて拙作の即興詩を低唱した。 人遠く湖玄く山影幽なり 煙波暗き處愁を奈何せん 月傲骨を憐んで詩境を開き 露襟懐を滌うて棹歌發す 星宿森々碧落に懸かり 天風浩々銀河を渡る 五…

永遠の道 第二巻受難の巻

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新月会の御案内

神道教典(神道研究会)を基に、皆で神道を学びたいと思います。 興味のある方は、どなたでも御参加ください。 日 時 : 2015年12月11日(金) 18:00~20:00 場 所 : 鹿児島市内(詳細はメールにて) 会 費 : 初回のみ教材代1,000円(神道教典を半額で提…

一土会(いっどかい)の御案内

神道・陽明学に興味のある方、意識高い系を目指す人の交流会です。 皆で楽しく語り合いたいと思います。 興味のある方は、どなたでも御参加ください。 日 時 : 2015年12月5日(土) 14:00~16:00 場 所 : 鹿児島市内のカフェ(詳細はメールにて) 会 費 …

『童心殘筆』より

暁風残月の遊 三 言いしれぬ感慨のメロディーが縹渺として煙波の彼方に消える。頽然として依田泰君が余に杯をさした。「長星汝に一杯の酒を勸めん。世豈萬年の天子有らんや……先生つぎましょう……」彼は憂国の歌人である。「先生真實のところあの気分ですね………

永遠の道 第二巻受難の巻

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永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

暁風残月の遊 三 やがて吹き出でたは此の夜に適しい荒城の月~春高楼の花の宴……始の旬の嫋々たる餘音が流れると、舟中から期せずして一斉に、 廻る盃影さして 千代の松が枝わけ出でし 昔の光いまいづこ 秋陣営の霜の色 鳴き行く雁の數見せて かざす劍に照り…

・便利な天文館周辺エリア!・広々リビング、眺望も良好!!

・便利な天文館周辺エリア!・広々リビング、眺望も良好!!・利便施設充実、アクセス良好!!!バルコニーからは、桜島が正面に眺望でき、花火大会が堪能できます。 http://apartner-kagoshima.com/rent/area/sc_46201/133938493/ ブログランキング・にほん…

永遠の道 第二巻受難の巻

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永遠の道 第二巻受難の巻

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『童心殘筆』より

暁風残月の遊 三 冷や冷やと渡る夜風に消えなんとしては燃えつゝ、幾つかの急製燈籠が船を遠ざかる。余等はコップに爛飲しながら、船も蹌踉としてまた乳母が懐を出た。私は傍に二三人のうら若い女性が慎ましやかに坐して舷に凭って居るのを發見した。提灯の…

『童心殘筆』より

暁風残月の遊 三 次の夜、樓上の三間をうち抜いて、人々は宵より静まり返って寝た、熟睡一覚の後、夜半湖上に漕ぎ出でゝ星と非情の遊を結ぼう為である。意地汚く意気地無く肉の享楽に爛れ果てた現代人の中に在って、私と共に數日を此山中の湖に放曠せんとす…