いしずえ

『陽明学勉強会』 参加希望の方は kuninoishizuehonbu@yahoo.co.jp まで!!

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

永遠の道 第二巻受難の巻

http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-1248.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

『続人間維新』より

長所と短所、たいていは一つのものであり、表れ方が違うだけである 日本という民族に優れた長所がある。長所があればもちろん短所があるが、この長所、短所というものも相対的なもので、それは相対立すると同時に相待つものである。 元来、自然と人間という…

永遠の道 第二巻受難の巻

http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-1247.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

『瓠堂(こどう)随聞記』より

飲食男女(おんじきなんにょ)の欲を、澹(たん)然ならしむる秘訣 断(た)えず熱中する問題を持つこと、即ち感激の対象を持つことだ。子供が大病の時、父母は飲食が咽喉(のど)を通らぬということは、誰しも日常経験するところだ。これは固(もと)より好…

上野敬介 (のち上野景範)

開成所句読師。 弘化元(1844)年、鹿児島城下塩屋町に生まれる。 父は田布施郷土だが、唐通事のため、鹿児島城下に移住。 嘉永2(1849)年6歳のとき、唐通事稽古に入る。 安政3(1856)年、13歳で蘭学修行のため長崎留学。 文久元(186…

永遠の道 第二巻受難の巻

http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-1246.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

『人間学のすすめ』より

亡くなった父を先考(せんこう)、亡くなった母を先妣という 死んだ親父のことを先考(せんこう)と言う。これは「考える」ということと同時に「成す」という意味を持っている。何故亡き父を先考というか。親父が亡くなってみると、あるいは亡くなった親父の…

『暁鐘』より

芸は身を助ける、一つの権威を成すような特殊の能力を持つようにしなければならない 芸は身を助けるとか申しますが、我々が本当に身を打込んで何か特殊の能力を作るということは、我々の人間としての権威、我々の生活上の計り難い良い補いになる。そういう意…

八木称平

薩摩藩士、蘭学医。 嘉永6(1853)年、大阪の緒方洪庵の適塾に入塾。 翌安政元年、斉彬の命で江戸に行き、蘭学を深めた。 のち鹿児島に帰り、薩摩藩士の蘭学教育に尽力。 また、種痘法を書いた蘭書を翻訳した『散華小言』を出版した。 安政5年薩摩藩琉…

『知命と立命』より

尽力というのは、力を尽くす、ありったけの力を発揮することをいう 研究する、究(きわ)める、その中に含まれているものを剰(あま)すところなく把握することが「尽」である。我々の心も研究すれば研究するほど神秘なものであるが、その心というものを遺憾…

永遠の道 第二巻受難の巻

http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-1245.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

永遠の道 第二巻受難の巻

http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-1244.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

『暁鐘』より

退屈するということは、非常に毒なことである。そこで退屈せぬように、絶えず追求すべき目標を持ち続けることが大切 我々は退屈するということは案外いけないことなのです。我々が働くことによって消費されるエネルギーよりも、退屈することによって消費され…

石田梅岩

勘平は、三十五歳のころ、とうとう、探し求めていた先生に、めぐり会うことができました。 それは、京都の小栗了雲先生です。 先生は、人間の本性について、深く悟っておられました。 勘平も、少しばかりは、わかっているつもりでしたが、まるで、生卵が、大…

『暁鐘』より

生活内容を異にした友達、交際をもつと、思いがけない影響・示唆(しさ)が与えられる 人間というものは一つには自然の存在でありますから、自然の法則にも支配されるので、我々の精神や生活が単調になりますと、物の慣性、惰力と同じ支配を受けまして、じき…

永遠の道 第二巻受難の巻

http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-1243.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

『暁鐘』より

武とは、いかなる矛盾とも戦う雄々しい精神と努力をいう 武とはなんであるか。我々の現実の生活はいろいろ矛盾をもっている、この矛盾を克服向上してゆく実践の努力を武という。この矛盾を克服して一歩一歩生活を築き上げてゆくところに生ずる哲学だ、信仰だ…

永遠の道 第二巻受難の巻

http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-1242.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

永遠の道 第二巻受難の巻

http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-1241.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

『暁鐘』より

備ふるを求めず、人に完全を求めてはならないということ 「備ふるを求めず」ということは完全を求めないことです。人に完全を求めない。「そのものの癖(くせ)と疵(きず)とを見て用ふるにあり」。むしろ完全を求めるだけでない、その人間の癖と疵をちゃん…

一土会(いっどかい)の御案内

神道・陽明学に興味のある方、意識高い系を目指す人の交流会です。 皆で楽しく語り合いたいと思います。 興味のある方は、どなたでも御参加ください。 日 時 : 2015年8月1日(土) 14:00~16:00 場 所 : 鹿児島市内のカフェ(詳細はメールにて) 会 費 …

『人物を創る』より

怒りは体内に猛毒を発す、いつもどこでもおんにこにこ腹立つまいぞの気持で過ごすこと 世界最初の医書と言われる『素問』の第一章には、「聖人は恙嗔(ようしん)<恙は憂い、嗔は怒り>の心なし」と言っている。 近代アメリカ医学は、人間の感情と汗や呼吸…

『東洋学発掘』より

一を抱いて離るるなし。統一を保って分裂しない、抱一無離でなければならぬ 我々の肉体も「一を抱いて離るるなし」(統一を保って分裂しない)、抱一無離でなければならぬ。我々の精神も、知性・意志・感情などが渾然「一を抱いて離るるなからんか」(統一を…

永遠の道 第二巻受難の巻

http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-1240.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

満月会の御案内

西郷隆盛、吉田松陰、高杉晋作も信奉した陽明学を、皆で共に学びたいと思います。興味のある方は、どなたでも御参加ください。 日 時 : 2015年7月31日(金) 18:00~20:00 場 所 : 鹿児島市内(詳細はメールにて) 会 費 : 無料 お問い合わせは kuninoi…

提言

敗戦後、私達の先輩は全てを犠牲にして祖国復興の為、命を懸けてきた。そして世界に冠たる経済大国となり、多くの国民は豊かになり中流意識を感ずる程になった。しかし乍ら、この経済繁栄は虚構の産物で所詮魂なき繁栄である事に気が付いた。つまり敗戦後、…

石田梅岩

石田梅岩先生は、幼いころ、勘平と呼ばれていました。 勘平が十歳のとき、お父さんの山へ遊びに行って、栗を五、六個ひろって、帰りました。 それを昼ごはんのときに、とり出して、お父さんに見せたところ、 「それは、うちの山の栗ではない。おとなりの栗の…

永遠の道 第二巻受難の巻

http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-1239.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

『人間維新』より

薩摩煙草 今はあまりはやらんけれども薩摩は特に刻(きざ)み煙草が名産だ。一番いい薩摩煙草というものは古い葉だけではいかん。新しい葉だけでもいかん。必ず煙草の古葉と新葉を交互に重ね合わせるのだそうだ。そうしないといい煙草にならん。 人間も同じ…

右翼運動の歴史~すべては西郷隆盛の精神を継いだ玄洋社から始まった~

別冊宝島『日本の右翼と左翼』より