いしずえ

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八木称平

薩摩藩士、蘭学医。

嘉永6(1853)年、大阪の緒方洪庵適塾に入塾。

安政元年、斉彬の命で江戸に行き、蘭学を深めた。

のち鹿児島に帰り、薩摩藩士の蘭学教育に尽力。

また、種痘法を書いた蘭書を翻訳した『散華小言』を出版した。

安政5年薩摩藩琉球館に勤務。

万延元(1860)年、長崎に出て、幕臣蘭方医の松本良順の紹介でオランダ軍医ポンぺの聴講生として入門。

文久2(1862)年8月に松本良順が西洋医学所の頭取に異動すると、良順の推薦で長崎養成所の頭取となる。

元知元(1864)年6月、薩摩藩開成所の教授に就任。

慶応元(1865)年3月19日、33歳で急死した。

『薩摩歴史の探訪~薩摩藩英国留学生~』より