創造主の神
全知全能の唯一神エホバの神は天地自然、万物万象を造り、最後に人間を造り、人間のために美しい平和楽園エデンの園を造って、これを悉く人間に委ね与えた。人間は種々様々なものを造ることができるが、生命及び生命現象の生物植物動物人間を造ることはできない。造られた物には造る働きがないからである。ここに神と人間の生命的断絶が見られる。
造る主体の人間(神)には生命があるから物を造ることができるが、造られた客体の物には生命がないが故に物を造ることはできない。親は子を生む、生まれた子には生むはたらきが内在しているが故に生命は生み生まれ永遠に存続する。親が子を生み、生まれた子はやがて親になり子を生み育て養う。神が人を生み、人がやがて神人となり人神となることができるが、エホバの神には生むはたらきが欠落している。ここに自己本位自我中心という決定的欠陥が見られる。
(43 43' 23)