いしずえ

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神仏の定説

この神はたらきをキリスト教ではゴット(呼びかけられたる存在)といい、唯一神エホバ神を創造神と崇め、救い主、援け主と仰いでおり、マホメットはアラーの神と呼び、全知全能の神であると信仰している。

また仏教は仏と呼び、仏を本仏と迹仏に分け、眼に見えない不死不滅の本仏が人間の像になって世に現れ、人を援け救うことを迹仏と尊んでいる。



神道では、隠れ身、輝く霊すなわち神といい、見ることも触れることも聞くこともできない、有るといえばある、無いといえばないものであって、しかも宇宙万有を統べ掌り、万物万象を造成進化せしめる唯一無二絶対の存在を天津神であると崇め祀って来た。



世に生命(神)ほど尊いものはない。

この尊い生命はすべてのものに平等に与えられ、また身分地位の上下なく、貧富貴賤の別なく、上は天皇から下万民一人のもれなく、皆平等に与えられている。

この生命は人に与えることも、他より奪って加えることも出来ない絶対なものである。

もっとも尊いこの生命をわれわれ人間は神から平等に授けられ与えられているのである。