いしずえ

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第二次産業革命と政治革命

第一次産業革命は人力の120倍の蒸気生産力によっておこされた。電気石油千三力はその25倍人力の3000倍である。にも拘らず、今日尚制度はそのままである。

 自由主義個人主義)-「自由・競争」(アクセル)-アメリカ瓦解(活欲)

 平等主義(社会主義)-「平等・統制」(ブレーキ)-ソ連の解体(禁欲)

「自由と平等」「競争と統制」をバランスする理念が次代をリードする。これが革新の原則である。人類の進歩は自由平等の進歩と共に進歩してきた。

今日資本は社外に外在し、株式株主と変化した。企業体に残るのは、経営労務者と作業労働者のみで同体一体化である。そこに対立はない。故に階級闘争第一次産業革命の所産であって今日無用の長物であり、労働組合を解散して労使の一体化を計るべき時である。

生産制によるベースアップは資本の還元として税金となし、物価の安定を計り、富の偏在を防ぎ貧富の差を縮め、国民生活の安定を計り、間接的には犯罪、麻薬等の国家病の根絶を期する。

日本の企業は海外(満州シベリヤ)に進出し、技術と経営指導に当たり、国内は農業を盛んにし食糧の絶対量を確保すべきである。

 平成2年11月1日発行  次代 國乃礎より

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