いしずえ

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柊原婦人会の歩み

六、婦人会の現状と課題

 今日の社会の変遷と、人々の生活や思考も多様化し、公私共に多忙な時代となった。

 特に現代の世相は、一時として金がなければ生活できない。また、車社会でもあり、隣が車を持てば自分も持たなければ時代おくれの感をもち、一方では自己本位の考え方が強くなり、これまで農業に従事していた人々も町へ町へと職業をもとめ、男も女も外に出て働くようになり、昼間は家庭に残るは老人ばかりの社会になってきた。その為に、婦人会に加入する者が減少の一途をたどって来ている。従って婦人会の役員になりてがなくて、また、高齢者に達しない婦人達が多いのに、人の手伝い的仕事、即ちボランティア的仕事をいやがる風習が多くなり、地区でも二・三の集落で婦人会が成り立たない現状である。

 柊原婦人会も役員になりてがなくて集落婦人会の役員が毎年交替で役員をつとめ、永年役員をつとめる人は稀である。

 その理由は、お互いが非常に多忙である外に責任が重いこと、出会が多いとか、人前に出る事が重荷であるとか、種々の理由があげられる。

 しかし、一旦役員が決まると一年間の運営は計画に基づいてよく推進され、本年度も円滑に運営されているようである。

 前述のように、会員それぞれが多忙ではあるが会員自身、学問しなければならない事は多々あり、その一つとして食生活の改善がある。現在週一回公民館で料理研修会を実施しているが、多くの人に参加してほしいものである。

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