一、昔の婦人会(思い出)
大正から昭和の初年代の校区婦人会について記憶をたどりながら記述すると、婦人会の発足は不明であるが、大正年代、婦人会が学校であり、その日は母が朝早くから髪を整えたり歯を黒く染めたりする姿を思い出す。
昔の婦人会は男子が二人顧問役で、会合は殆ど夜間に行われており、男の人が高張提灯をさげて訪れ、会合のある家に挨拶されて、その後会員のお母さん方が子供を連れて出席していた。
今では、いつも講師の先生が見えて、色々な良いお話をされていたようです。
一つの例として、上原先生とか郷原先生とかが来られ、二人共お話の上手な先生で、会員のみんなが感激する場面も幾つもあった。特に上原先生は浪曲が上手で忠臣蔵とか石童丸とかをうたわれるとみんなが手をたたいて喜んだ姿が今も思い出となっている。
婦人会は今も昔も子育てのこと、特に家庭教育が婦人会の中心的課題であったようです。
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