現在のアメリカは国民の１％だけが得をするシステムで１％の人間が残りの９９％の人間をごまかす国家に成り果てゝいる。サブプライムショックで米金融機関が巨額の損失を計上する中、ゴールドマンサックスは過去最高益を記録したという。
このようなマンモス企業を筆頭に大企業のほとんどはタックスヘイブンのデラウェア州に本社を置き、５０万社超の企業がケイマン諸島その他に秘密会社を設立している。闇ルートでマネーを流し、又闇ルートで利益を入金している。ヨーロッパも全て同じだという。
米国債の海外保有数は日本と中国でほぼ半分を占めているが、英・仏・独・スイスは全く持っていないという。ちなみに「小泉〝郵政民営化〟改革」で日本国民の最後の虎の子である３３０兆円（郵便預金と簡易保険の積立金）が、ゴールドマンサックスに「運用して頂く」形でアメリカに流出している。又日本政府はアメリカへの資金の供給（思いやり予算等）には湯水の如く財政支出を行ない乍ら、社会福祉と医療費は削減を続けている。
平成21年1月1日 〝いしずえ〟金融危機の実態と真相より
