一方で、最近は新聞を読まない若者が増えている。直近の調査でも、新聞を毎日読む若者は3割程度とされており、新聞業界に衝撃を与えた。これらの層はテレビもあまり見ない。テレビの視聴率がのきなみ低下し、大手スポンサーが逃げ始めていることは、もはや周知の事実だ。
つまり新聞テレビという、従来型のメディアは若い世代に見捨てられつゝある。そのかわりどこで情報を得るかといえば、インターネットである。ネットは新聞と違って紙面の限界がないから、情報量が多い。いまや映像や動画の機能も進んでいるので、テレビを見る必要もない。加えて受け身一方の新聞テレビと決定的に違うのは、ネットは一個人からの発信も自由だという点だ。
平成20年10月1日 〝いしずえ〟ネット右翼をどう見るか より