いしずえ

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2014-09-19から1日間の記事一覧

河井継之助は方谷から何を学んだのか?

http://blogs.yahoo.co.jp/k_ishizue/11134995.html 「方谷年譜」によると、河井継之助は、『王陽明全集』と酒を入れた瓢箪を振り分けに肩にかけ、方谷に贈られた長生薬を懐に、高梁川を渡り、対岸で見送る方谷に向かって何度も跪拝して去ったそうです(彼は…

河井継之助は方谷から何を学んだのか?

河井継之助が万延元年(一八六〇)三月、方谷に別れを告げる際、方谷秘蔵の『王陽明全集』を譲ってもらいたいと申し出ました。 方谷は四両で譲りましたが、その全集の巻末に「王文成公全集の後に書して河井生に贈る」という千七百余字に及ぶ長文の一篇を与え…

河井継之助は方谷から何を学んだのか?

私は、『王陽明全集』を読む者が、なぜ王陽明がその道を歩んだかという理由を知らず、いたずらにその事例だけを模倣すれば、害を招くことを恐れている。 王陽明は、心神の精に通じ、運用の妙に達していて、きっちり区画された跡などに拘泥していない。 その…

王陽明全集が四両

『王陽明全集』は正しくは『王文成公全書』と言い、全三十八巻からなり、著名な『伝習録』は第一巻~三巻に収められている。 わが国で『伝習録』が刊行されたのは慶安三年(一六五〇)のことだが、全集が刊行されたのは実に明治になってからである。 それま…

大塩平八郎(1793~1837)

大坂東町奉行所与力にして陽明学者。 家塾洗心洞を開き、天保八年窮民救済を掲げ乱を起こす。 ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

治国平天下

『大学』にある言葉で、国を治めて天下を平和にするという意味。 http://www2e.biglobe.ne.jp/~fujimoto/taka/oosa012.jpg ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

方谷と春日潜庵との関わりは?

http://blogs.yahoo.co.jp/k_ishizue/11134358.html ここで方谷は、陽明学の重要項目として「致良知」「格物」「誠意」の三つをあげています。 「致良知」は「良知を致す」とも読みます。 「良知」とは、人間が生まれながらに持っている是非善悪を判別する心…

方谷と春日潜庵との関わりは?

春日潜庵(名は仲好)は方谷より六歳年少で二十七歳の時、王陽明の書を手にして朱子学から陽明学に転じ、幕末には勤王の思想家として西郷隆盛や大久保利通らに大きな影響を与えました。 方谷は三度目の京都遊学の際に親交を結び、陽明学について意見を交換し…

陽明学との出会いは?

天保四年(一八三三)は方谷の思想形成を決定づける画期的な年です。 この年の秋、京都に在った方谷は王陽明の『伝習録』を手にします。 そして胸中にわだかまっていた疑念が晴れ、自分が求めていたものを探り当てたのでしょう。 「伝習録抜粋序」に「熟読し…

山田方谷

王陽明の学問は誠意を主としています。 致良知は誠意のなかでなされることです。 しかし必ず格物とともにしなければなりません。 思うに、致良知によらなければ誠意の本体はわかりません。 また格物によらなければ誠意の実践はできません。 致良知と格物との…

山田方谷

朱子学は心の内のことと心の外のことを合わせ、博学と集約を兼ねる。 このため、朱子学によって学ぶと中正を失わず、知者でも愚者でもそれなりに順序に従って学問の道を進むことができ、これが長所である。 他方、陽明学はわが心の内のことを専ら大切にし、…

知行合一

知ることと行うことは、心の作用の両面であり、本来は一つであるという考え。 ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

大西郷遺訓

己を愛するは、善からぬことの第一也。 修業の出来ぬも、事の成らぬも過を改むることの出来ぬも、功に伐り驕慢の生ずるも、皆自ら愛するが為なれば、決して己れを愛せぬもの也。 ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

大西郷遺訓

道は天地自然の物にして、人は之を行ふものなれば、天を敬するを目的とす。 天は人も我も同一に愛し給ふゆゑ、我を愛する心を以て人を愛する也。 ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

大西郷遺訓

己に克つに事事物物時に臨みて克つ様にては、克ち得られぬなり。 兼て気象を以て克ち居れよと也。 ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

永遠の道 第一巻春雪の巻

心眼を失なった日本軍 http://kuninoishizue.blog.fc2.com/blog-entry-977.html ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

伝習録

中国の儒家書。 三巻。 明の王陽明の言や手紙を、門人の徐愛・陸澄・薛侃が筆録したもの。 心即理、致良知、知行合一の三綱領を中心に陽明学の大要が尽くされている。 慶長(1596~1615)頃日本に伝来。 ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック…

大西郷遺訓

人を相手にせず、天を相手にせよ、天を相手にして己を盡し、人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ね可し。 ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

大西郷遺訓

忠孝仁愛教化の道は、政事の大本にして、萬世に亘り、宇宙に彌り、易ふ可からざるの要道也。 道は天地自然の物なれば、西洋と雖も決して別無し。 ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

薩摩藩いろは歌

少しきを足れりとも知れ満ちぬれば 月もほどなく十六夜の空 ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

薩摩藩いろは歌

善に移りあやまれるをば改めよ 義不義は生まれつかぬものなり ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

薩摩藩いろは歌

もろもろの国やところの政道は 人にまづよく教へならはせ ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

薩摩藩いろは歌

ひとり身をあはれとおもへ物ごとに 民にゆるす心あるべし ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)