河井継之助は方谷から何を学んだのか？

河井継之助が万延元年（一八六〇）三月、方谷に別れを告げる際、方谷秘蔵の『王陽明全集』を譲ってもらいたいと申し出ました。

方谷は四両で譲りましたが、その全集の巻末に「王文成公全集の後に書して河井生に贈る」という千七百余字に及ぶ長文の一篇を与えています。

その文中で、師としての方谷は、経世の志に厚く、ともすれば事業や功績を重んじる継之助を案じ、『王陽明全集』を読み、彼の学問を学ぶ上での注意すべきことを次のように教えています。

http://blogs.yahoo.co.jp/k_ishizue/11134995.html

＜入門　山田方谷　至誠の人＞より

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