2015-10-24 『童心殘筆』より 日記 #哲学・思想 雲水 五 花ならば白菊の花蘭の花 秩父重忠ものゝふなるかも ものゝふの情にうてや銅拍子 静は舞ふよあはれ重忠 佐殿の為とし言へば家も身も 忘れて逸る殿原ゆかしも 些の君が情けの言の葉に 若殿原は涙するなり 如何ならむ秩父河津の殿原と 裾野の秋に駒を馳せなば 伊豆相模その野に山に殿原は 弦音たかく鹿を逐ふなり 墨染の衣の袖ゆ銀の猫 子等に興へて西行はゆく 子等は皆銀の猫をばまさぐりて 眼をくりくりと西行を見る そのかみは音にきこえし弓とりと 聞くに尊さいや勝るかも ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)