いしずえ

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憂国同人便り ~ 元高知大学教授より

安倍首相は独裁政権をめざしている?

独裁体制は右派からでも左派からでも成りうる。
尖閣竹島北方領土にたいしてなんら具体的手をうたず、ひたすら世界の独裁政権的現状体制のソ連、中国と、それに日米同盟関係にありながら勝手に竹島をのっとった韓国にもおべんちゃら姿勢をとる安倍は自分が独裁政権化に成功した暁にはこれらの諸国から反発を受けず独裁同盟化体勢をとる布石に他ならない。独裁の実現には本人の野望は不可欠だが、それを実現化する要件はごますり体制で周囲を固めきることと国民の盲目的見通し力の欠如(国民の総バカ潮流)と従順さである。この4者とも現在わが国はほぼ条件がととのいつつあるから空恐ろしい。ほぼ間違いなく東京オリンピックは片手を掲げ「ハイルヒットラー」ならぬ「ハイルアベ」がもうそこまで来ているように見えてしかたがない。安保法制化やTPPへの対応は米国とは仲良く同盟関係でいたいからではなく、日本の独裁化にいやおうでもつきあわさざるをえない義理を固めているからに他ならない。本来の安保体制や今すでに侵されている、またのっとれれるきざしのみえる北方領土竹島尖閣にどう対処するかがまづ政府の対応する義務と責任があるにもかかわらず、まったく放置状態のまま法制化を急ぐ真意は国民の目をそらし、強引さを試運転しているからに他ならない。今こそ歴史から学び、尊王を中心とした本来の保守勢力に脱皮すべき時であり、保守のありようが問われているのではなかろうか。国民よ!目を覚ませ!現行日本国憲法とりわけ9条が外国に適応しないにもかかわらず外国からの侵略や鉄砲玉を遮断しうる盾になりうるなどと言う「アホな論理」から脱却し、今の瀬戸際の危機がなんであるかを知ることが喫緊の課題である。