盛唐の大詩人。
杜甫と並び称される。
多くの伝説をもつ反面、不明な点も多い。
李が性で白が名であり、太白(たいはく)と字する。
母が彼をみごもったとき、宵の明星が、懐に入った夢を見たので、太白という字が付けられたという説。
さらに「六十二歳、病のために没す。」といわれるが、月夜に揚子江に舟を浮かべて遊び、酔狂のあまり、水に映る月影を捕まえようとして、舟から落ちて溺死したとか、酒好きの李白らしい伝説もある。
出生も定かでなく、父の本名も生れた場所も判らない。
蜀の錦州彰明県青蓮郷(きんしゅうしょうめいけんせいれんきょう)の人とあるが、五歳の頃に異民族の住地である西方から、現在の四川省に移住してきたらしい。
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