薩摩藩英国留学生として派遣され、「ビールの父」と呼ばれている。
1842年に加治木島津家の分家に生まれ、23歳のときイギリスに派遣された。
帰国後は、戊辰戦争に参加。
その後、開拓使（明治時代に北海道ならびにその属島の行政・開拓をつかさどった官庁）に勤務し、34歳のとき北海道に麦酒醸造所の建設を促す計画書を提出して、1876年、現在の「サッポロビール」の前身である、日本で初めてのビール工場「開拓使札幌麦酒醸造所」の設立に携わった。
この他、葡萄醸造所、製糸所などの創設にも人力したが、1881年、官営物払下げ問題の直前に、突然、開拓使を辞職。
その後、1892年に神戸で亡くなる。
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