現代社会正義は進化論的には最悪だ。
畜産農家は屠殺前提で愛情を育てて牛・豚を育て売却する。
農家も食品として愛情もって農作物を育て売る。
一方で愛玩ペットを育てつつ平気で牛豚の肉を食べる。
愛情とは何か。
飼育動物に愛情をかけて育てるという。
その愛情とは何か?
相手の立場に立つ愛情ではない。
自分側の勝手な自己中心的な愛情だ。
相手の立場に立った愛情ではない。
自分サイドに立った価値観に基づく愛情という構築概念である。
西洋文明にもとづく動物への価値観で求めてくる「いるか確保手法」の強制的な水族館倫理観も上記も相通じる。
同様に現代の多くの若者たちは自分たち夫婦は生活苦や育児の苦労を優先し、子供を作らない。
反してメダカや野生の動物は子供や卵を食べられないように自分の命を犠牲にして天敵に戦いを挑み食べられても子孫の命の継承を優先する。
人間とメダカを比較すると命の継承を自ら捨てる現代人間は動物以下だ。
極論だが、強盗殺人を働いて犯して女性を妊娠させて己の命を継承しようとする行為は死刑になる一方、倫理道徳を守り、子供を産まない人間社会がどんどん人口減で国家の存亡が問われている現在、人類継承のために立派な国家保持というための法律維持という概念は進化論的には逆の正悪尺度であり、より深度の深い議論を再構築せねばならないと考える。