永遠の道　第二巻受難の巻

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出版記念の祝辞　　　元内閣総理大臣　 福田赳夫

戸松さん、今日は、今は亡き奥様の残された素晴らしい遺品「永遠の道」の披露の会が催され私にも御案内をいただきましたが、半年も前から名古屋の方へ参る予定になっており、参上出来ず誠に残念に存じます。

私は戸松さん御自身には屢々御目にかかり、教えを受けたり、御激励に接したり、私の政治活動の大事な糧としている次第ですが、奥様には御目にかかる機会がありませんでした。

今「永遠の道」第一巻を御贈り頂き拝見して、奥様が、戸松さんにも劣らぬ偉大な夫人であったことを知りました。

戸松さん、あなたが国乃礎運動を展開され、風雪を踏越え、乗り越え、今日に至っていますが、今日尚初志貫徹のため、国のため、民族のため挺身されている姿に深い敬意を表していますが、あなたのこの不屈不撓のこの運動の蔭に奥様の力強い支えがあったことを知りました。

奥様は実に貴重な遺品を残されました。「永遠の道」は、戸松さんを更に広く国民の間に理解して戴く大きな役割を果されることでしょう。

奥様の御冥福を祈ると共に戸松さんの御健闘を期待します。