一九二六年、ベトナム中部生まれ。
禅僧、平和・人権運動家、学者、詩人。
「行動する仏教(エンゲージド・ブッディズム)を提唱し、一九六六年にはワシントンDCでベトナム戦争終結の和平提案を行うが、戦闘中止を訴えたため、反逆者と見なされて帰国不能になる。
以後四十年、フランスで亡命生活を送る。
マーチン・ルーサー・キング Jr.牧師の推薦により、一九六七年度のノーベル平和賞の候補となる。
一九七三年のパリ平和会議ではベトナム仏教徒首席代表を務めた。
一九八二年、南フランスにプラムヴィレッジ・瞑想センターを設立(Plum Village Practice Center)。
社会的活動を継続するとともに、その教えにひかれて集まる多くの人々への瞑想指導を始める。
現在も世界中で「応用仏教(Applied Buddhism)の瞑想リトリートをリードし続けている。
『怒り』『ブッダの幸せの瞑想』(以上、サンガ)をはじめ、マインドフルネスの実践についての著書は多数ある。
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