盛唐の詩人。
開元三年~大暦元年。
生没年は定かでない。
字は遐叔。
趙州・賛皇(現・河北省の賛皇)の人。
開元二十三年の進士。
監察御史、右補闕等を歴任した。
安禄山の乱のとき、賊軍に捕えられ、一時賊軍の役職を得たため、鎮定後には杭州(浙江省)司戸参軍に左遷された。
のち節義を穢したことを深く後悔し、病気と称して山陽(現・江蘇省淮安)に隠棲、農耕に従事して世を終えた。
同時代の詩人、蕭穎士と並び称された古文運動の先駆者。
「弔古戦場文」(古戦場を弔うの文)は代表作。
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