いしずえ

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第一章 神道の歴史と明治維新

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徳川幕府封建制の衰退は「財政の破綻」「国学の勃興」「黒船到来」による。

倒幕維新の眼目は「皇政復古・尊皇攘夷廃仏毀釈」であった。

倒幕維新は神武創業に基いて行われたものであり、儒仏伝来以前の我が国民族固有の道即ち神道に則ったものである。

應仁の乱及び中世以降外来文化の影響を退け、政治形態の変質を改め、本来の神道を基盤とする大改革を断行したものである。

維新の大業は

一 神祗官・太政官の復興

二 神仏の分離

三 神道の伝道宣

の三つであった。

特に重要なことは神仏の分離と漢意唐心の廃除による国民精神の統一であった。