いしずえ

『陽明学勉強会』 参加希望の方は kuninoishizuehonbu@yahoo.co.jp まで!!

花と鳳凰に飾られた鏡の詩

サビはぎ取れば 光出づ

古びた色も 愛すべし

裏の模倣も 神秘的

五つの花が 香を放ち

二羽の鳳凰 飛ばんとす

〝ただもの〟でない この鏡

君が持つのも 何かの兆し

すべてを映す 良き鏡 心中にあるを 君知るや

世俗の麈にも 汚されず

曇ることなく 厳然と

天地見通し 時も越ゆ

天が与えし この鏡

よくよく磨き 大切に

唐の鏡も 無用なり

君持つ鏡も 同じこと





<入門 山田方谷 至誠の人>より