いしずえ

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「知らない人について行ってはダメよ」は今の時代NG!? 不審者の巧妙な声かけから子どもをどう守る?

どこへ行くにも親といっしょだった保育園・幼稚園時代から、子どもだけで行動することが一気に増える小学生時代。交通事故に遭ったらどうしよう!? 不審者に連れ去られたら!? 親の心配事トップ3に入るのが「防犯対策」。そんな不安を払拭すべく、専門家に聞いてみた。

■誰でもターゲットになる! 本当にあったヒヤッと体験
学校の目の前で、しかも昼間の1時ごろに、知らない男に「出かけよう」と手を引っぱられた男の子がいると聞いてビックリ。その男の子は自力で振り切り、走って逃げたそうです。学校の目の前でも、明るい時間帯でも、油断ならないんですね!(男の子5才のママ)

■「知らない人について行ってはダメよ」は今の時代NG
「不審者対策で、親が子どもに使う『知らない人について行っちゃダメよ』というフレーズはNGです。親にとっては知らない人でも、子どもが公園や通学路でよく見かける人は知っている人……。『どんな人でもついて行ってはダメ』が正解です」と話すのは、セコムIS研究所の舟生岳夫さん。
「特に、登下校が始まる新1年生のころは、防犯を教えるのに絶好の時期です。入学前にぜひ親子で通学路を歩いて、子どもがひとりでココを歩いたら?などと想像しながら、親子で通学路にひそむ危険をチェックしましょう」と、防犯教育のたいせつさについても語る。

■連れ去りのパターンや常套句を知っておこう
(1)子どもの好きなもので誘う
「お菓子をあげるよ」「うちに来たら、ゲームがあるよ」
(2)助けを求める
「具合が悪いから、病院まで連れていって」
(3)親切を装う
「あやしい人がいるから、いっしょに帰ってあげる」
(4)緊急を装う
「お母さんが事故にあった。病院に連れていくから車に乗って」
(5)おどかす
「警察だけど、さっき悪いことしていたでしょう」
このように、大人でも一瞬とまどってしまうくらい、声かけはかなり巧妙で卑劣。子どもの純粋な心につけ込み、だまして連れ去るのです。しかも、どんどん新しい手口が出てきているのだとか。

■留守番をするときは電話にもインターホンにも出ない
小学生になると、子どもが留守番をする機会もある。「子どもの留守番をねらった犯罪には、宅配業者を装ったり、水モレなどの緊急を装った事件が過去に起きています。電話が鳴っても出ないこと、何があっても絶対にドアを開けないこと、困ったら親に電話をするように約束しておきましょう。また、遊びに行くときも、どこへ、誰と行くのか、何時に帰るのかを親に伝えてからを原則に」と舟生さんは強調する。

■防犯ブザーは実際に鳴らす練習をしよう
不審者対策として、防犯ブザーやホイッスルを就学時に支給する自治体もあるという。防犯ブザーをランドセルにつけたから安心ではなく、不審者に連れ去られそうな危険が近づいたときに確実に鳴らせるように、操作を練習しておきたいものだ。新学期や新学年の始まりには、電池切れや故障のチェックも欠かせない。

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