いしずえ

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田んぼのネズミ 主食は雑草

イネを食い荒らすと考えられてきた日本最小のネズミ「カヤネズミ」が実際には田んぼの雑草を主に食べているとみられることが滋賀県立大学の研究でわかりました。
専門家は「安易に駆除せず見守って欲しい」と保護を呼びかけています。
カヤネズミは本州から九州にかけて生息する体長6センチ、体重8グラムほどの日本最小のネズミで、全国32の都府県でレッドデータブックに絶滅の危険が増大している種や今後、絶滅危惧種になる可能性がある種などとして記載されています。
カヤネズミは田んぼに生息することからイネを食い荒らすと考えられ、これまで駆除されることも少なくありませんでした。
これについて滋賀県立大学環境科学部の非常勤講師、畠佐代子さんたちのグループは去年6月から11月にかけて滋賀県彦根市の田んぼなどの29か所でカヤネズミの巣からフンを採取しました。
そしてフンに含まれる植物などの遺伝子を詳しく調べた結果、▼イネの遺伝子が見つかったのはイネ作りをしていない休耕田の1か所だけで▼多くは雑草やバッタなどの遺伝子だったということです。
研究を行った畠さんは、「カヤネズミはイネを食い荒らすのではなく、むしろイネの生育を妨げる雑草を主に食べていることがわかった。数が減っている種なので、駆除せず見守って欲しい」と保護を呼びかけています。

http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20160721/4158241.html

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