いしずえ

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『心に響く言葉』より

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快感楽位(かいかんらくい)、いつも笑みを含み、心地よく楽しく、やすらか(易)にありたい

本当に人間はつまらんことに、ことに自分の欲望や感情から、私欲私情から腹を立てるということくらいよくないことはない。

そういう人間というものは、まあ非常に微妙なものでありまして、心を練る。そして退屈しないで、無心になって仕事に打ち込むということは、非常にいいことである。人生の一つの秘訣である。

と同じように、くよくよするということは、大変エネルギーの消費になるばかりでなく、人間そのものを暗くする。血液も従って暗くなる、よどむ。これに反して笑みを含む。しょちゅう笑みを含んだ楽しさ、愉快、快感というものを「快感楽易(らくい)」(心地よく、楽しく、安らかであるの意)という。これを失わんようにする。いつも笑みを含むということはいいことだ。「くよくよせず、いつも笑みを含んで」あれ。