十一、産業奉還(自発的革命)の断行
十八世紀産業革命後経済産業の物資文明が人間の全生活を支配して来た。
工業化社会は今や洪水の氾濫せるごとく人間生活のすべてを支配している。
そして職能(官農工高、宗教芸術教育)のバランスを崩し破壊した。
かくして地球破壊と人間性の崩壊を現出するに至った。
生存競争原理を廃し、生存法則原理(宇宙の理法・共存共栄)に切り換えなければ立ち行かぬ時代である。
人間は社会的動物であり、群生動物である。
全体が均衡調和を保って行かねば生きられる動物である。