いしずえ

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日本独立の絶対条件

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大東亜戦争の直接動機(パール・ハーバー)は日本であるが、原因と企画はアメリカであるとアメリカ人の識者等が立証している。

一、昭和五十二年ユダヤ教のラビ、M・トケイヤは「日本人は死んだ」という著書を述しその中で「ユダヤ四千年の中古代一千年は他国の奴隷、後二千年は亡国流浪の民であった。而し現在ユダヤは人類の半数をキリスト教信者組織をつくった。それにくらべると日本はたった一度の敗戦と占領政策に辟易している。ユダヤ人に学べ」と励ましている。という意味のことをいっている。

二、平成七年(一九九五)にアメリカのミシガン大学教授ヘレン・ミアーズ女史が『アメリカの鏡・日本』という膨大な著書を出版し『大東亜戦争の動機はは日本であるが、原因はアメリカ大統領ルーズベルトと、その側近の閣僚である。近代日本は西欧列強がつくり出した鏡であり、そこに映っているのは西洋自身の姿なのだ。つまり近代日本の犯罪は、それを裁こうとしている連合国の犯罪である』と言っている。

三、ルーズベルト大統領の娘婿のカーチス・ドール秘書官も太平洋戦争はアメリカの謀略であると、その著書『操られたルーズベルト』の中で語っている。

四、平成九年(一九九七)、アシスト社の社長ビル・トッテン氏は、『日本はアメリカの属国ではない』という著書を出版し『日本の真の独立は、アメリカ政府でも日本政府でもなく日本国民に委ねられているのだ。…沖縄の米軍基地問題をめぐる橋本首相の態度は、自力で国を守ることを諦めた傀儡政権の長を彷彿させる』と述べている。

五、米『タイム』誌の香港バンコク支局長のロヌ・H・マンローは『来るべき米中戦争』という著書の中で『日本が置かれている状況は、冷戦時代とは全く違う。アメリカが日本を守るという構造から脱するべきであり、日本は普通の国になるよう努力しなければならない。普通の国とは自らの国益を自分で守れる国(独立国)のことである。…アジアにおける日米関係は、日本が主導権を握るべきだ』と言っている。

憲法改正を打出したのは民主党鳩山内閣であった。議員数が不足のため否決された。そこで自由党総裁の緒方竹虎民主党三木武吉代表が保守合同を実現し絶対多数を確保した。その総裁が緒方であった。併し緒方は組閣直前斃れたため憲法改正は実現を見なかった。爾後緒方につづく者はなかった。

(平成十年五月一日)