いしずえ

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永遠の道 第一巻春雪の巻

 いよいよ葬式の日、母は又納戸の二階にあがって鏡を前にくずれるように身を倒して、しばらく泣いていた。わたくしは黒木綿の紋付の上に、袴をつけていた手をとめて、胸のつまる思いでそれを見まもっていた。
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